正社員採用の壁を越え開発を加速。ITフリーランス活用と圧倒的サポートの裏側

ロゴスウェア株式会社
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企業や自治体向けのeラーニングシステムやデジタルコンテンツ制作ツールを展開し、教育・研修インフラを支えるロゴスウェア株式会社。同社は長年「正社員中心」の開発体制でしたが、採用難易度の上昇や高度化する開発要件に直面し、ITフリーランスの活用へと大きく舵を切りました。現在はギークスへ優先的に人材紹介を任せるほどの強固なパートナーシップを築いています。本記事では、ITフリーランス活用の背景から、もし活用していなかった場合の影響、ギークスを選んだ理由、そして今後の展望についてCEOの伊藤様と採用担当の山本様に詳しく伺いました。

目次

既存プロダクトの「守り」と新規事業の「攻め」を両立する開発現場

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まずは改めて、ロゴスウェア株式会社の事業内容と、現在の開発体制が抱えるミッションについて教えてください。

伊藤様: 私たちロゴスウェアは、企業や自治体向けのeラーニングシステムと、デジタルコンテンツ制作ツールを開発・提供しています。学習管理システム(LMS)の「Platon」や次世代型の「LOGOSWARE Xe」、コンテンツ管理・配信の「LibraV」、ウェビナーシステムの「GigaCast」、そしてコンテンツ制作ツールの「STORM」「THiNQ」「FLIPPER」など、非常に幅広い製品群を展開しているのが特徴です。

現在、約20年にわたって継続しているプロダクトがあり、これらが当社の売上基盤として事業を強固に支えています。しかし、企業が持続的に成長し続けるためには、これらの既存プロダクトを守るだけではなく、新しい価値を生み出す「0から1」、そして「1から10」へとスケールさせるためのグロースを常に模索しなければなりません。

いま最大のチャレンジは、長年開発を積み重ねてきた既存のLMSから新世代のシステムへの移行を加速させながら、お客さまに本当に必要な機能を見極めて作り込んでいくことです。既存顧客の離脱を防ぐために高い品質を維持する「守り」の開発と、新規事業においてスピード重視で仮説検証を繰り返す「攻め」の開発。この両面を同時に、かつ高いレベルで回していく必要があります。プロジェクトやプロダクトのフェーズに応じて、品質とスピードのバランスを柔軟に変えていくことが、現在の開発現場には強く求められています。

開発現場ではAIツールの活用も積極的に進めていると伺いました。組織力として定着させるためにどのような取り組みをされていますか。

伊藤様: AIの活用については2つの方向で進めています。1つはプロダクトへのAI実装です。「AIインタビュアー」という、対話を通じて人の気づきや変化を引き出す仕組みを開発中で、学習者の本音や定性的な変化を可視化することを目指しています。

もう1つが、開発現場でのAI活用です。エンジニアは本質的に新しい技術への関心が高い職人気質を持っています。私自身もともとエンジニア出身なので、まずは自分がGitHub CopilotやClaude Code、さらには自然言語でアプリ開発ができるReplitといったAIツールやサービスを使ってみて、便利だと感じたものをすぐに現場へ導入して、メンバーに実践の機会を提供するバックアップを行っています。

現在は、あえて非エンジニアを巻き込んだ新サービス開発の活動も行うことで、エンジニア側にも刺激を与え、AI活用のオープンな雰囲気を作っている段階です。「コードを書く量」ではなく「課題解決のスピードと質」を上げることを、個人の工夫ではなく組織の能力として定着させようと試行錯誤しています。今後はこうしたAI活用力を組織力としてさらに昇華させることで、社員も外部から参画いただいているフリーランスの方々も、より圧倒的なスピードで成果を出せるような働き方を目指していきたいと考えています。

フリーランス活用の背景「もし活用していなかったら?」

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これまで「コア領域は社員が担う」という文化を大切にされてきたと伺っています。ITフリーランスの活用に大きく舵を切った背景を教えてください。

伊藤様: 正直にお話ししますと、最大の理由は「正社員エンジニアの採用が非常に難しい」という現実です。正社員を採用し、企業のカルチャーを浸透させ、育成しながら人事評価を行っていく一連のプロセスには、経営としても現場としても時間をかけた丁寧な向き合いが必要になります。

また、企業間の獲得競争が激しい中で、スキルが高く経験豊富なシニアエンジニアを正社員として採用しようとすると、選考段階で実力を完全に見極めることは難しく、ミスマッチが生じた際のリスクが非常に大きくなります。さらに入社してから当社の環境に慣れ、即戦力として活躍してもらうまでのリードタイムが、最短でも3ヶ月、長ければ半年以上かかることも珍しくありません。

一方で、ITフリーランスの方々は「モノを作る、具現化する」というエンジニアリングそのものに対して強いコミットメントを持っています。カルチャー形成のコストが低く、急を要するプロジェクトや、半年〜1年といった期間で確実に成果を出したい場面では、ITフリーランスの支援を得る方が機動的に動きやすく、確実性と効率性の面で有効な選択肢だと判断しました。チーム編成の柔軟性が格段に上がります。そう考えたのが、踏み切った一番の理由ですね。

人事担当の視点から、当時の採用現場における課題についてはいかがでしたか?

山本様: 採用現場の視点からも、人材獲得への焦りや難しさは常に感じています。例えばSREのような専門性の高いポジションについては、約3年間も採用ができず苦戦が続いていた時期もありました。複数のポジションの採用を限られた人数で担当する中、現場のエンジニアも日々の開発業務で多忙を極めており、採用活動に十分な時間を割くことができません。市場にほとんどいないような高いレベルの要求が現場から上がってくることもあり、そのバランス取りに苦労することもあります。

しかし、私たちは「早く採用したいから」といって妥協し、要件を下げることはしません。本当に自社にマッチする人材を妥協なく追い求めています。だからこそ、必要なタイミングで高いスキルを持ったITフリーランスの方にスポットで参画していただける環境は、採用ミッションを持つ人事担当者としても非常に心強い存在ですね。

もし「正社員採用のみ」にこだわり、ITフリーランスのプロフェッショナルを活用していなかったとしたら、現在どうなっていると想像されますか?

伊藤様: もしフリーランスの方々を活用していなかったら、現在できていることの2分の1程度の成果しか出せていなかったと思います。 弊社は複数のプロダクトをパラレル(並行)で動かしていく必要がありました。しかし、もし中核となるフリーランスエンジニアがいなかったとしたら、開発するプロダクトを絞らざるを得ない状況に追い込まれていたと思います。
実力のあるフリーランスの方々が主軸として開発を牽引してくれたおかげで、正社員を別のコア領域に配置することが可能となり、結果として複数のプロダクトの並行開発というスピード感を維持できています。活用していなければ、開発スピードは文字通り2分の1に落ち込んでいたはずです。

また、フリーランスのみなさんは、それぞれのご経験に基づいて私たちに刺激をくれますので、正社員の成長につながる側面があります。「成長するって楽しい」というロゴスウェアのミッションにもプラスに働いています。

山本様にも人事・採用の視点でお伺いします。もしギークスを利用せず、自社での正社員採用のみで乗り切ろうとしていたとしたら、どのような状況になっていたと思われますか?

山本様: 業務委託の導入経験がなかった頃は、実際に現場の社員から「正社員でなければチーム開発における連携が難しいのではないか」「コミュニケーションが円滑に行えるか不安だ」といった、消極的かつネガティブな要望が多数寄せられていました。「正社員じゃないといけない」という固定概念が強かったんですよね。もしその声に従って正社員採用のみにこだわっていたら、採用の長期化により現場の疲弊はピークに達し、開発は完全に停滞していたと思います。

しかし、実際にフリーランスの方に参画していただくと、ミーティングでの積極的な課題提起や提案が行われただけでなく、若手エンジニアに対する丁寧なコードレビューや技術的アドバイスも精力的に実施してくださいました。

その結果、現場からは「正社員であるかどうかを区別する必要は全くない」というポジティブなフィードバックが得られ、社員側にとっても「すごく勉強になる」と大きな刺激になりました。業務委託であっても主体的にコミュニケーションを取り、課題を提言してくれる実績を目の当たりにしたことで、人事としても現場としても「正社員でなければならない」という概念を完全に払拭することができましたね。

圧倒的な事業理解とスピード。ギークスへの「独占案件」化の裏側

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数あるエージェントがある中で、最終的にギークスに「独占案件」として求人をオープンしてくださるようになった最大の決め手は何だったのでしょうか。

山本様: ギークスの営業担当の方には、圧倒的な信頼を寄せています。その最大の理由は「対応の驚異的な速さ」と「弊社の事業やカルチャーに対する深い理解度」ですね。

単に要件に合う人材を機械的に紹介するのではなく、弊社の状況や求める人物像のイメージを的確に捉え、カルチャーに「ドンピシャ」で合う人材を厳選して提案してくれます。また、オープンな案件がない時期であっても、定期的に状況確認やミーティングの機会を積極的に設けて情報共有を行ってくれます。「今は案件がないですが、こういう状況です」とオープンにお話しできる関係性ができており、他のエージェントとは全く異なる質の高い信頼関係を生み出しています。これが、いざ案件が出た際に独占でオープンにする最大の決め手になっていますね。

伊藤様: 経営の視点から見ても、ギークスさんは本当に信頼できるパートナーです。多くの人材紹介会社が「数打てば当たる」という営業戦略を取り、表面的な対応に終始しているのを感じることがあります。

しかし、ギークスの営業担当の方は、見えない部分でしっかりと弊社のことを調査し、深く思考してくれていることがアウトプットから伝わってきます。事前に社内でエンジニアの動画等を確認し、コミュニケーションの相性が良さそうな人材を見極めたり、現場のチーム体制や抱えている課題感をしっかりとヒアリングしたりと、質と数のバランスが絶妙です。丁寧に対応してくれるため、経営視点からも非常に信頼関係を築きやすいと感じています。

山本様: それに加えて、要件を言語化する力は、非常に高いと感じています。単にこちらが伝えた条件をそのまま受け取るのではなく、「この経験がある方であれば対象になりますか?」「このスキルは必須ですか、それともキャッチアップ可能ですか?」といったように、曖昧になりやすい部分を先回りして確認してくださいます。そのため、こちらも要件を整理しながら話すことができますし、結果として「本当に探したい方」のイメージが明確になりますね。

また、面談後のフィードバックでも、単に「良かった/難しかった」という話ではなく、どの点が弊社に合っていたのか、逆にどこに懸念があったのかを具体的に言語化してくださるので、現場との認識合わせもしやすいです。技術的なスペックだけでなく、その人の性格や価値観、私たちが言葉にしきれていない「どんな人と働きたいか」まで汲み取ってくれている感覚があります。そこが大きな違いだと感じています。

外部人材がもたらす組織への刺激と手厚いフォローアップ

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現在(2026年7月時点)参画中のITフリーランスの方々はどのような役割を担っているのでしょうか?

伊藤様: これまでに複数名の方にご活躍いただき、現在もギークスさんからご紹介いただいた3名のITフリーランスエンジニアが参画しています。それぞれが「適材適所」で素晴らしい強みを発揮してくれています。

例えば、非常に長く参画していただいているベテランのフリーランスの方は、今や弊社の社員以上にプロダクトの複雑な仕様を深く理解してくれています。品質が最重視される既存プロダクトの領域において、文字通り「大黒柱」として貢献してくれているだけでなく、新しく入社してきた若手社員に対して、これまでのナレッジや開発の経緯を積極的に共有し、チーム全体の品質担保に不可欠な存在となっています。

もう1人の方は、新規プロダクトの開発プロジェクトに参画していただいています。経験の浅い若手メンバーが多いチームにジョインし、高い技術力でチームを牽引しながら、スピード重視の仮説検証や機能追加にコミットしてくれています。品質重視とスピード重視、それぞれの領域に最適なITフリーランスが配置されていることは、弊社にとって非常に大きなメリットになっています。

外部の視点が良い刺激になっているとのことですが、具体的に「チームの空気が変わったな」と感じたエピソードがあれば教えてください。

伊藤様:新規開発を担当しているフリーランスの方がジョインした当初のエピソードがとても印象に残っていますね。

当時、若手中心で構成された開発チームの雰囲気が少し落ち込んでおり、プロダクトオーナー(PO)である私自身も、メンバーに対して明確な要望を伝えるのを無意識のうちに遠慮してしまっていました。

その状況を察知したその方は、私との1on1ミーティングの場で「POがもっと欲しいものを明確に伝えた方が、メンバーは動き働きやすくなり、チームとしてワークするはずだと思います」と、ご自身の過去のスクラム開発の経験談を交えてアドバイスをしてくれました。

その率直な指摘を受けて、私自身が遠慮なくリクエストを出す方針に切り替えたところ、チームの雰囲気が徐々に改善されていきました。社内にはない豊富な経験を持つ外部人材が、開発業務だけでなく、チームビルディングやマネジメントの観点でも有益な刺激を与えてくれた素晴らしい事例だと感じています。

エンジニア稼働後のフォローアップについて、お聞かせいただけますか?

山本様: 正直に言うと、「すごくフォローしてもらっている」という感覚は、あまりないんですよね。ただ、これは裏を返せば、特に困るようなトラブルが一切起きていないということなんです。フリーランスのメンバーがそれぞれ問題なく活躍してくれているのは、きっとギークスの営業担当の方や、カスタマーサクセスの方が見えないところで上手く立ち回ってくれているから。だからこそ問題が表に出てこない、そういう安心感があります。

以前はメールで行っていた連絡を、ギークスからの提案によりSlackへ移行したことで、やり取りが非常にスムーズになりました。月1回といった決められた頻度ではなく、日頃から「困りごとはないですか」と高頻度かつタイムリーに状況を確認してくれます。

また、フリーランスの方がどう感じているか、どんな不安を抱えているかを、本人から本音でしっかり聞き出して、迅速に社内共有してくれます。双方の間に立って健全な循環をつくってくれている点で、任せて安心できると感じていますね。

最後に、今後の展望についてお聞かせください。

伊藤様: 私たちは、これからお客さまの「成果」にもっと踏み込んでいきます。単にシステムという道具を提供するだけでなく、成果が出る型そのものを届けることを目指しています。
開発組織については、プロダクトマネージャー(PdM)とエンジニアが、馴れ合いではなく、互いの専門性を尊重しながら最高到達点を目指せるチームでありたいと考えています。「何を・なぜつくるか」を担うPdMと、「どうつくるか」を担うエンジニア。それぞれがプロとして妥協なく向き合い、議論の末に最も良い解にたどり着く、そういう関係を理想としています。

今回の経験で、「全部を自前で抱える」発想から、「コアは社員、変動・専門は外部」という役割設計の発想へ、社内の見方が確実に変わりました。今後も、正社員採用とフリーランス・専門家の活用を組み合わせ、その時々の事業フェーズに最も合ったチームを柔軟に組成していく方針です。ギークスの担当の方は弊社のことをよく理解してくださっているので、引き続き、弊社でより活躍できる人を見極めて紹介していただけると嬉しいです。

あとがき

IT人材不足が社会課題として取り上げられて久しい中、事態は深刻となっており、エンジニアの採用はますます激化していくことが予想されます。 ギークスでは、豊富な支援実績を持つ担当者が、企業様の状況や要望をヒアリングし、業界経験やエンジニアスキルなど、様々な観点からマッチした人材をスピーディーにご提案します。企業様のニーズに合わせた最適なサポートができるように、今後も努めてまいります。

導入企業様ご紹介
会社名 ロゴスウェア株式会社
ビジネスのためのIT人材サービス
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