スキルシートで見えない「人柄」を見抜く。フリーランス活用から正社員化まで導く伴走支援

株式会社Insight Edge
Insight Edge_1

住友商事グループのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する株式会社Insight Edge。数百社に及ぶグループ企業のビジネスにデジタルの力を掛け合わせ、その価値を最大化することを目的に、エンジニアを中心とした組織づくりを進めています。今回は、チームリーダーの筒井様とシニアエンジニアの日下様に、同社のフラットな組織文化やITフリーランス活用の背景、そして数あるエージェントの中からギークスをパートナーに選ぶ理由について伺いました。

目次

多種多様なドメインを抱えるDX集団と、現場のリアルな壁

Insight Edge 2

Insight Edgeのミッションと、お二人の役割について教えてください。

筒井様:弊社は、住友商事グループのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために設立された企業です。グループ内には数百社に及ぶ多種多様な事業部が存在しており、それぞれに対してデジタルの力を掛け合わせてビジネスのバリューアップを図ることをミッションとしています。
私の役割はチームリーダーで、一般的なエンジニアリングマネージャーに近い立ち位置です。現在はマネジメント業務に専念しており、案件の方向性の決定や、チームの文化醸成、メンバーのアサイン調整などを行っています。

日下様:私はシニアエンジニアとして、グループ全体のDX案件の推進を現場で担当しています。また、個別のプロダクト開発だけでなく、全社的な開発者体験の向上や、技術的な組織力向上のための取り組みなども並行して担っています。

プロジェクトを進める上での組織体制や、大規模グループならではのDX推進の壁について教えてください。

筒井様:基本的には、エンジニアやデータサイエンティスト、デザイナーなど、職能別に分かれたメンバーからプロジェクトごとにチームを組成して仕事を進めています。ただ、最近はお客様との距離をより近づけ、我々も柔軟に動けるようにするために、特定の顧客やメディアなどのドメイン(事業領域)に対応するメンバーをある程度固定する「機能別ユニット」の導入を進めています。

日下様:大規模グループゆえに、事業会社ごとにカルチャーやセキュリティ基準が異なる点が課題です。初期検証は我々主導のクラウド環境で迅速に進められますが、基幹システムとの連携フェーズに入ると、顧客側の厳格なルールに合わせた構築が求められます。システムに深く踏み込むほど対応すべき課題は増えますが、その分施策の期待効果も高まるため、大きなやりがいを感じています。

求めるレベルの高さと、採用における「妥協なき基準」

Insight Edge 3

エンジニアの採用において、重視している要件やスキルは何でしょうか?

筒井様:技術的なフルスタックのスキルは当然必須として求めていますが、我々はそれ以上に「コミュニケーション能力」を非常に重視しています。
我々のプロジェクトは、お客様から「これを開発してほしい」と言われた仕様書通りのものをただ作るのではなく、一緒になって課題や仕様を考えながら進めていくスタイルです。そのため、技術的な観点から「もっとこういう風にすると良くなる」といった議論ができ、顧客と共にプロジェクトを推進できる経験や主体的な姿勢を持った方を強く求めています。

幅広い事業領域(ドメイン)に関わるため、専門的な知識も必要になりそうですが、エンジニアの方にはどのようにキャッチアップしていただいているのでしょうか?

日下様:先ほど筒井がお話ししたユニット制のように、特定のドメインや顧客に対応するチームを明示的に割り当てることで、業務委託のエンジニアの方々も学習の見通しを立てられる体制を整えています。自分がしばらくはその領域を中心に担当することが分かれば、ドメイン知識を深く学ぼうという意欲も自然と湧いてきますよね。

筒井様:それに加えて、実はお客様自身がそのドメインのエキスパートであるため、我々が事前に完璧な知識を持っていなくても、現場で一緒に議論しながら進められるという強みがあります。つまり、プロジェクトに入ってからやりながら学んでいける環境が整っているんです。そのため、我々は採用の段階で「特定のドメイン知識が豊富であること」を必須とはしていません。それよりも、現場に入ってから知識を吸収し、お客様と伴走できる成長意欲を重視しています。

スキルシートでは見えない「人柄」まで見極める定性マッチング ーギークスが選ばれる理由

Insight Edge 4

ITフリーランスを活用されている背景と、現在の市況感についてどのように感じていらっしゃいますか?

筒井様:会社の規模を拡大し、より多くの案件に対応してバリューを提供していくためには、即戦力となるITフリーランスの方々の力が絶対に不可欠です。昨年度は70名規模でしたが、今年度はすでに100名を超える規模へと組織を急拡大しています。正社員の採用だけではこのスピードに人員確保が追いつきませんし、フリーランスの方の活用がなければ、我々が提供できる価値の範囲や案件数も大きく制限されてしまいます。

日下様:最近の面談を通じてお会いする方を見ていると、40代以上の経験豊富な方や、非常に高いスキルを持ったフリーランスの方が市場に増えてきているという実感はあります。

筒井様:スキルフルな方が増えている一方で、我々が求める基準も高くなっていると感じます。技術スキルだけでなく、ソフトスキルや顧客折衝力を含めたトータルでのバランスを厳しく見ているため、妥協せずに質の高い人材を迎え入れるための見極めは非常に難易度が高くなってきています。

約10社のエージェントをご利用される中で、ギークスを高くご評価いただいている理由をお聞かせください。

筒井様:何より、圧倒的な提案のスピードと対応力の高さです。「こういう人材をお願いします」と要望を出すと、初手で素早く動いてくださり、翌日には的確な候補者を複数名ご提案いただけるスピード感は本当にありがたいですね。

日下様:スピードに加えて、エンジニアリングの具体的な技術スタックにまで一歩踏み込んだ提案をもらえている点も心強いです。
さらにギークスさんが他社と大きく違うのは、単なるスキルシートや実績の共有にとどまらず、エージェント側の主観に基づく「人柄が誠実である」「レスポンスが早い」といった具体的な定性情報をしっかりと添えて提案していただける点です。
多くの企業から多数の提案が寄せられる中、スキルシートだけを眺めているとどうしても煩雑になりがちで、雑な提案に感じてしまうこともあります。しかし我々はチームでのコミュニケーションを重視しているため、そうした人材の「印象」や「人柄」に関する情報は、参画後のミスマッチを防ぐための非常に重要な判断材料になります。この一歩踏み込んだ定性的なマッチング力こそが、我々がギークスさんを頼りにしている大きな理由です。

ギークス担当者:ありがとうございます。私自身、Insight Edge様が「フルスタックな技術力」だけでなく「周囲を巻き込むコミュニケーション力」を非常に高い水準で求めていらっしゃることを深く理解しています。だからこそ、単なる経歴の横流しではなく、面談を通して感じたお人柄や、複数の案件を並行してこなせるポテンシャルなど、書類には現れない魅力をお伝えするよう心がけています。
また、Insight Edge様の「正社員と垣根のないフラットな環境」は、ITフリーランスの方にとっても非常に魅力的です。提案の際には、そうした組織の素晴らしさも候補者の方にしっかりとお伝えすることで、高い志を持った人材のマッチングを実現できています。

実際に、業務委託から正社員へ切り替わった方もいらっしゃると伺いました。

筒井様:はい。優秀なITフリーランスの方にはできるだけ長く残っていただきたいですし、プロパーになっていただいた方がお任せできる仕事の幅もさらに広がるため、正社員になっていただけるのは我々としても大歓迎です。

ギークス担当者:ギークス経由で参画されたITフリーランスの方が、正社員として登用された事例がありましたね。「短いサイクルで色々な開発に挑戦したい」というご本人の意向に対し、「Insight Edge様であれば正社員でもその希望が叶う」ということを間に入って調整させていただきました。
通常、エージェントとしては契約の切り替えを渋るケースもあるかと思いますが、ギークスでは企業様と人材の双方が幸せになる「三方よし」の形を大切にしています。ですので、企業様が正社員化を望み、ご本人も希望されるのであれば、喜んでスムーズにサポートさせていただいております。
日下様:そうしたギークス担当者の真摯な姿勢と、快くスピーディに切り替えをサポートしてくださる伴走体制には非常に感謝しています。

非エンジニア層まで広がるAI活用と、外部リソースを活用した組織の未来

Insight Edge 5

非エンジニア・ビジネス層でのAI活用状況や、組織への導入促進についてどのようにお考えですか?

筒井様:弊社では現在、セールス、コンサル、デザイナーといった非エンジニアの職種でも生成AIの活用がボトムアップで非常に進んでいます。例えば、AIに社内外の資料作成を行わせて一定の品質を保つ仕組みや、AIを活用してデザインや開発補助を行う取り組みが日常的に行われています。

お客様(事業会社)に対するAI活用支援において、現状の課題はどのような点にありますか?

筒井様:現在、非エンジニアであるお客様向けに最新AIツールの具体的な使い方をレクチャーしたり、業務定着に向けたワークショップを実施したりするニーズが非常に増えています。しかし、社内のエンジニアは通常のDX案件やプロダクト開発にリソースを集中させる必要があるため、こうした顧客向けの教育や活用支援にまでリソースを割くのが現実的に厳しいという課題があります。

なるほど。そういった課題に対して、ギークスが支援できる部分はありそうでしょうか?

ギークス担当者:まさにその部分で、現在ギークスで展開している「AX支援(AI導入・活用支援)」がお役に立てると考えております。
御社のように、エンジニアの皆様が本来の開発業務に集中すべき環境において、AI活用の定着を内部リソースだけで賄うのは非常に困難です。ギークスには、AIツールの導入支援やワークショップのファシリテーションに長けたプロフェッショナルな外部人材が多数登録しています。そうした人材を「スポットの講師」や「推進の牽引役」としてアサインし、社内やお客様のAIリテラシー向上を強力にサポートさせていただくことが可能です。

筒井様:それは非常に助かりますね。我々のような開発実務を担うエンジニアではなく、そうした特定のツール活用を教えられる専門家をスポットで外部から調達できるのであれば、弊社のみならず住友商事グループ全体としてのAI活用がさらに加速すると思います。ぜひ今後ご相談させてください。

さらなる事業拡大に向けた展望

Insight Edge 6

最後に、今後の開発組織の目標や展望について教えてください。

筒井様:最大の目標は、組織の安定した拡大です。会社の成長ペースに合わせて、今後も100名超の規模感をさらに拡張していく必要があります。
しかし、規模を追うあまり採用の質を下げてしまっては全く意味がありません。私たちが目指しているのは、正社員とフリーランスという雇用形態にかかわらず、それぞれの専門性を発揮し、主体的にプロジェクトに関わっていただける組織です。顧客の課題解決に向けて共に考え、技術的な提案や改善を進めていただける方と長期的な関係を築いていく。こうした組織作りを進めながら、規模の拡大と質の高さを両立させていくことが、今の我々の最大のミッションだと認識しています。
そのためにも、我々の高い採用基準やカルチャーを深く理解し、スキルシートだけでは見えない「人柄」まで見極めた提案をしてくださるギークスさんには、今後も強力なパートナーとして伴走していただきたいと期待しています。

あとがき

IT人材不足が社会課題として取り上げられて久しい中、事態は深刻となっており、エンジニアの採用はますます激化していくことが予想されます。 ギークスでは、豊富な支援実績を持つ担当者が、企業様の状況や要望をヒアリングし、業界経験やエンジニアスキルなど、様々な観点からマッチした人材をスピーディーにご提案します。企業様のニーズに合わせた最適なサポートができるように、今後も努めてまいります。

導入企業様ご紹介
会社名: 株式会社Insight Edge
ビジネスのためのIT人材サービス
050-1741-7454
営業時間:9:30〜18:30(土日祝除く)